内容証明郵便
内容証明郵便とは
内容証明郵便とは、郵便局で取り扱われる手紙の形式の一つで、手紙の内容と手紙を出した日付の記録を郵便局に残してもらうことができます。
つまり、内容証明郵便を利用することで、手紙の内容と手紙を出した日付を証明してもらうことになるのです。
ただし、内容証明郵便には、受取人(相手方)に配達されたのか、また、それはいつか、ということまで通知・証明する機能はありませんので、配達証明と併せて利用してください。
内容証明郵便を用いる理由
会社に請求することは、もちろん口頭でも可能ですが、内容証明郵便を用いて請求することをお勧めします。
口頭で請求した方がソフトであつれきが小さいのでは、とお考えの方がいらっしゃると思います。
しかし、後のトラブルを考えると、内容証明郵便の方がよいと考えます。
口頭ですと、請求したことの証拠が残りません。きちんと給料を支払わない相手ですから、請求したことの腹いせに、難癖をつけて(別の理由で)解雇その他の不利益なことをするかもしれません。
未払い(不払い)賃金・残業代を口頭で請求すること自体が正当な行為であっても、何の証拠も残っていないと余計なトラブルにつながる可能性があるということです。
内容証明郵便を用いて、正当な権利の行使であることの証拠を残しておく、ということです。
内容証明郵便は、労働契約の相手方である使用者宛てに送ってください。