未払い賃金残業代相談センター

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労働基準監督署の対応に満足できなかった場合には、裁判所での手続きを検討しましょう。

労働基準監督署の対応

労働基準監督署への申告後

未払い賃金・残業代の解決方法として、労働基準監督署への申告を紹介しました。

しかし、これには、満足できる結果が得られない場合があるようです。

例えば、未払い残業代が継続して発生している会社に労働基準監督署が指導する場合、数か月分の支払いを求める内容となることがあります。

時効・遅延利息(遅延損害金)で述べましたが、残業代の時効は二年間です。

つまり、残業代は二年分、堂々と請求できるのです。

それにもかかわらず、労働基準監督署の指導が数か月分にとどまってしまうというのです。

これは、労働基準監督署が、指導を基本とする行政機関であるからだと考えます。

司法機関のように紛争に決着をつけるのではなく、是正を促すという趣旨なのでしょう。
(送検を行う場合であっても、未払い残業代の支払いという民事上の履行義務とは別、ということなのだと思います。)

労働基準監督署の対応に不満な場合

労働基準監督署に申告しても、満足できる結果が得られなかった場合は、裁判所での手続きに入りましょう。

労働基準法の決まり

請求・救済の手順・方法

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